【往復7万円台〜!?】カタール航空でヨーロッパに行こう!・搭乗記も紹介

カタール航空A350 旅行

コロナによる渡航制限が解除になり、今年の冬はヨーロッパに卒業旅行に行こうと計画している大学生は多いのではないでしょうか。しかし、日本の航空会社や欧州の航空会社の直行便は航空料金が高く、諦めてしまう方も多いでしょう。そんな時には経由便だと航空代金を抑えられます。今回は往復7万円台〜でヨーロッパに行けるカタール航空を紹介します。航空代金を抑えたい方は是非参考にしてください。

カタール航空は1993年に設立された中東の大国であるカタール王国のナショナルフラッグキャリアです。新型コロナウイルス感染拡大前はドーハ国際空港より170都市以上のネットワークで世界各国、各都市へ就航していました。日本航空(JAL)が加盟しているワンワールドというアライアンスに加盟しています。

高品質のサービスが魅力の航空会社

カタール航空は、日本に就航している割にはあまり聞きなじみがない航空会社かもしれませんが、5度の世界一に選ばれたサービスが自慢の航空会社です。機内サービスや空港サービス、ビジネスクラスなどが世界トップレベルの5つ星を獲得しています

日本2か所に就航

カタール航空は2023年11月現在、羽田空港と成田空港の2か所に就航しています。それに加えて、2024年3月から大阪(関西)路線が運航を再開します。高品質のサービスが売りのカタール航空を利用できる場所が多くなるのは、嬉しいことですよね。

本章では、私が実際に搭乗した時の体験談を記載します。ヨーロッパ旅行にカタール航空の利用を検討している方は参考にしてくださいね。

羽田~ドーハ

まずは羽田空港からドーハ国際空港に向かいます。使用機材は最新鋭のA350-900です。カタール航空便の日本出発時刻は夜になります。正直深夜便は体力的にしんどい部分がありますが、寝ているうちに目的地に到着するので、時間を有効的に使えますよ。

利用したのはエコノミークラスですが、座席の幅、前後間隔が広くて快適でした。シートモニターは画面が大きく、日本語の映画もプログラムに入っているので暇つぶしはできますよ。

出発して1時間ほど経つと真夜中にもかかわらず機内食が提供されます。私はしばらく日本の味を味わえないため、照り焼きチキンにしました。簡単な英語ができれば注文なども難なくできます。カタール航空は日本人CAが乗務している場合もあるため、安心できます。おそらく日本で作っている機内食なのでおいしかったです。

真夜中の晩御飯より7時間後、朝食が提供されます。日本のヨーグルトが食べられるのが嬉しいですね。朝食としてはかなりボリュームがあります。しっかり食べて体力をつけましょう。

トイレに行った際、小窓を除くと朝日が昇っていました。日本時間だと10時半ごろです。

羽田空港を離陸してから約12時間でカタールのドーハ国際空港に到着しました。直行便だと12時間でヨーロッパまで行けますが、今回は費用を抑えた経由便のためかなりのロングフライトになります。カタール航空の経由便を利用する際は覚悟しましょう。

ドーハ国際空港での乗継

ドーハ国際空港では入国せず乗継を行います。実際、乗継客がかなり多いため、迷う心配はないでしょう。空港内にも「Transit」の案内板が設置されているため、迷うことはありませんでした

乗継をする際は、再び手荷物検査を受ける必要がありましたが、羽田便でドーハ国際空港に到着してから15分ほどで次のロンドン(ヒースロー)行きの搭乗ゲートまで向かえました

ドーハ国際空港内は免税店や飲食店がたくさんあり、乗継時間が長くなっても退屈することはなさそうです。巨大ショッピングモールにいるような気分になるため、迷って次の搭乗便に遅れることがないように注意しましょう。

ドーハ~ロンドン(ヒースロー)

続いてロンドン(ヒースロー)行きに搭乗します。

搭乗する機材は、2階建て旅客機のA380-800です。羽田空港からドーハ国際空港に到着後、わずか30分で次のロンドン(ヒースロー)行きの機内に入れました。乗継に特化している空港のため、かなり設備も充実していました。

予約した座席は1階席でしたが、羽田空港で2階席に変更してもらいました。カタール航空のA380には、わずかにエコノミークラスの座席があります。通常格安航空券で予約した場合は、2階席は指定できませんが、当日空席があれば変更してくれるようです。

ドーハ国際空港を離陸すると中東らしく砂漠が広がります。こんなに砂が多いと日常生活も大変そうですね。

ドーハ国際空港を出発してから2時間ほどすると昼食のようなおやつが提供されます。このクリームたっぷりのティラミスみたいなメインディッシュが意外とおいしかったです。おそらくドーハで作っている食事ですが、普通に食べられました。

昼食から4時間ほど経過すると軽食が提供されます。サンドウィッチとマフィン、コーヒーを食べました。長距離便は動かない割に機内食が数多く提供されるため、もう入りきらないぐらいおなかがいっぱいになりました。

ドーハ出発から約7時間ほどでロンドン(ヒースロー)国際空港に向けて最終の着陸態勢に入りました。ロンドン市内上空を飛ぶため、名所を一望できます。

羽田空港から出発して約20時間でロンドン(ヒースロー)国際空港に到着しました。かなり長いフライトでしたが、機内がとてもきれいで、機内食もおいしく大満足でした。日本語の映画などのプログラムがあるため、時間つぶしもできるため、時間があって費用を抑えたい学生にはおすすめですよ。

次は羽田空港への復路を記載します。カタール航空は路線が多く、ヨーロッパ内でも様々な都市から利用できます。ヨーロッパを周遊する際は大変便利です。それでは復路の搭乗記をご覧ください。

アテネ~ドーハ

今回はロンドン(ヒースロー)国際空港に到着後、1か月ほどかけてヨーロッパ10か国を鉄道で周遊してアテネより帰路に着きました。

アテネ国際空港を深夜に出発しました。使用機材はA320-200です。飛行機がかなり小さく満席でした。

アテネ国際空港を離陸後、約2時間ほどで夕食(夜食?)が提供されます。チキンカレーのようなメニューでした。ご飯はパサパサとしたタイ米のようなものが使用されていました。味はまあまあといった感じでした。

機内で夜が明けます。アテネ国際空港を出発して4時間30分ほどです。

アテネ国際空港を離陸して5時間ほどでドーハ国際空港に向けて最終の着陸態勢に入りました。石油の精製施設のような物が見えました。カタールは原油生産国であり、とてつもないお金を持った王族がいる国です。

飛行機を降りるときは、タラップ車を使用しました。飛行機に朝日が当たっていました。

ドーハ国際空港での乗継

アテネより到着後、また乗継ゲートで手荷物検査を受けました。往路でも紹介した巨大なクマのぬいぐるみエリアまで帰ってきました。ここまで飛行機を降りてから30分ほどで来ました。ドーハ国際空港の乗継はストレスフリーでいいですね。

疲れていたからか、あまり写真を撮っておらず、次の到着ゲートまで何分かかったかはわかりませんでした。

ドーハ~羽田

ドーハ~羽田は往路と同じく最新鋭のA350-900です。

これが最後のフライトとなります。離陸して1時間ほどで朝食のような昼食のようなものが提供されました。こちらのメインディッシュは唐揚げのようなものでした。

最初の機内食から6時間ほどで夕食が提供されました。寿司やそうめんが入っており、いよいよ日本に帰るんだという気持ちが高まりました。

そして羽田空港に到着しました。1か月ぶりに帰ってきた日本は安心感が半端ないですね。

カタール航空の旅は快適でしたが、やっぱり疲労が半端なかったです。

カタール航空は世界的評価が高い5つ星エアラインのため、初めての海外旅行でも安心して利用できます。飛行時間は長くなりますが、ヨーロッパまで10万円以下で行けるため、コスパはいいと思います。

ちなみに私が利用した際は航空券代は・・・驚愕の77,000円でした。

内容:大阪(伊丹)~羽田 JAL便

   羽田~ドーハ~ロンドン(ヒースロー) カタール航空便+燃油サーチャージ等

   アテネ~ドーハ~羽田 カタール航空便+燃油サーチャージ等

   羽田~大阪(伊丹) JAL便

ドーハ国際空港での乗継も難なくこなせるため、心配ありませんよ。ヨーロッパに行きたいけど、航空券が高くて迷っている方は、カタール航空の利用を検討してみましょう

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