【往復10万円以下!?】エミレーツ航空で行くヨーロッパ・搭乗記も紹介

エミレーツA380 旅行

コロナによる渡航制限が解除になり、今年の冬はヨーロッパに卒業旅行に行こうと計画している大学生は多いのではないでしょうか。しかし、日本の航空会社や欧州の航空会社の直行便は航空料金が高く、諦めてしまう方も多いでしょう。そんな時には経由便だと航空代金を抑えられます。今回は往復10万円以下でヨーロッパに行けるエミレーツ航空を紹介します。航空代金を抑えたい方は是非参考にしてください。

エミレーツ航空は1985年に設立された中東の大国であるアラブ首長国連邦のドバイを拠点とする航空会社です。安全性やサービスにおいて国際的に評価が高く、多くの賞を受賞しています。2021年には、旅行情報誌ビジネストラベラー・ミドルイーストで、ベスト・エアライン・ワールドワイドを受賞しました。

高品質と安全性が抜群

エミレーツ航空は、品質ランキングで日系エアラインより上位に位置することが多く、安全性でも。世界の航空会社を格付けしているAirlineRanking.comが、2021年に発表した「世界で最も安全な航空会社」ランキングでは、第5位にランクインしました。JALやANAなどの日系エアラインよりも圧倒的に高いです。聞きなじみがない航空会社ですが、高品質と安全性が評価されているとなれば、安心ですよね。

日本3か所に就航

エミレーツ航空は2023年11月現在、羽田空港と成田空港、関西空港の3か所に就航しています。航空券を持っていると、東京駅〜羽田空港、名古屋〜関西空港のバスが利用できます。名古屋からバスで関西空港まで無料でアクセスできるのは嬉しいですよね。

本章では、私が実際に搭乗した時の体験談を記載します。スイス旅行にエミレーツ航空の利用を検討している方は参考にしてくださいね。

大阪(関西)~ドバイ

まずは関西空港からドバイ国際空港へ向かいます。深夜便となるため、寝ている間にドバイに到着できます。

機材はB777-300ERです。

座席には個人用モニターがあり、日本語の映画や音楽も楽しめます。搭乗した時はコロナ前でしたので、座席ポケットに雑誌が入っていましたが、分厚い機内プログラムがとても印象的でした。

関西空港を離陸し、深夜1時半に夕食が提供されました。パンに焼きそばという変わったメニューでした。味付けは和風でした。デザートのケーキがおいしかったです。

外は終始真っ暗なため、個人用モニターでどこを飛んでいるのかを確認しました。確認した時は離陸後7時間経っており、インドを通過した直後でした。

離陸から8時間半ほどで朝食が提供されました。こちらもパンと和食のような不思議なメニューでしたが、しばらく和食を食べれなくなるため、嬉しいメニューでした。

外は真っ暗ですが、離陸から約10時間ほどで、ドバイ国際空港に向けて最終の着陸態勢に入りました。

到着した際はタラップ車で飛行機から降りました。その後バスに乗りターミナルまで向かいました。10時間ほどのフライトでしたが、ほとんど寝ていたため疲れはありませんでした。

乗継時間でドバイ観光

ドバイでは乗継時間が10時間ほどあったので、入国を済ませてドバイ観光に行くことにしました。エミレーツ航空はターミナル3を使用しています。この日は金曜日でイスラム教の休日と重なってしまったため、電車が10時過ぎからしか動かず、タクシーで市街地まで移動することにしました。

まずはドバイの一番の見どころといえる、世界一高い建物「ブルジュ・ハリファ」まで来ました。手前に見える建物はドバイモールというショッピングモールです。

ドバイモールを抜け、いよいよブルジュ・ハリファと対面しました。まともに見上げると首が痛くなるぐらい高い建物でした。遠近感がおかしくなりそうなほど高い建物です。この時にiphone13のような広角カメラがあれば、もっといい写真が撮れたのになと思いました。

ブルジュ・ハリファに見とれていると10時を過ぎたので、ドバイメトロが動き出しました。メトロの駅は写真のようなデザインに統一されているため、すぐにわかります。ドバイメトロは居眠りが罰金対象になるなど変わったルールが多いことが特徴的です。

次はパームという、花びらのような形をした人工島に行きました。メトロから乗り換え、モノレールに乗って島を目指します。

人工島内には高級ホテルやショッピングモールが並んでいます。先端まで行くと海が見えましたが、島内部からだと花びらの形があまりよくわかりませんでした。

人工島から戻り、路面電車に乗ってみました。一般的な路面電車と変わりませんでしたが、電線がないなど、とても未来的な乗り物だと感じました。この後は、メトロに乗り換えて空港へ戻りました。ドバイは学生の貧乏旅行では行くところがなくて困りました(笑)

ドバイ~チューリッヒ

次のフライトに向けて出国審査を通過し、チューリッヒに向かうフライトのゲートまで向かいました。ターミナルは巨大なため、列車に乗ってゲートの近くまで向かえます。

チューリッヒへ向かうフライトの使用機材は総2階建旅客機のA380-800です。

座席は1階席でした。2階席は上級クラスのみの設定です。座席には大きな画面のモニターがあります。関西~ドバイ便同様、日本語のプログラムもかなりありました。

搭乗から1時間ほどでドバイ国際空港を離陸しました。少しかすんでいるのですが、ブルジュ・ハリファが見えました。ドバイは高い建物が多い印象でしたが、ブルジュ・ハリファ周辺に高い建物が集中していることがわかります。

離陸から1時間ほどで昼食が提供されました。とても品数が多く豪華な印象でした。味は可もなく不可もなくという感じでした。

ドバイで歩き疲れたため、基本寝ていました。このA380はエンジンや機体の大きさの割にはとても機内が静かで快適でした。

離陸から約5時間度、軽食としてアイスが提供されました。このアイスがとてもおいしかった記憶があります。ネットで探してもあまり情報がないアイスなのですが、UAEの物なのでしょうか。長年の謎です。

外を見てみると、だんだんと日が暮れていきました。その後もうとうとしているとあっという間に着陸態勢に入り、シートベルトサインが点灯しました。

ドバイを離陸して約7時間でチューリッヒ国際空港に到着しました。ドバイでの10時間滞在があったので関西空港を出発してから1日と2時間ほどで到着しました。ドバイで有名な建物を見て、ヨーロッパに向かえるため、得をしたような気分でした。ドバイでの乗継時間を短縮すると、フライト時間はもっと短縮できるため、エミレーツ航空の利用はおすすめですよ。

次は関西空港への復路を記載します。エミレーツ航空はヨーロッパ各地やアフリカなどに路線を持ちスイス以外を訪れる際も利用できます。それでは復路の搭乗記をご覧ください。

チューリッヒ~ドバイ

最高のスイス旅行を終え、快晴のチューリッヒをあとにします。ドバイに向かう使用機材は、往路と同じくA380-800です。

座席番号の88Aという数字が、座席数の多さを物語っていますよね。私は景色を見たいので窓側の予約しますが、長距離便の際は通路側の予約をお勧めします。理由は、トイレに行きやすいことです。単純にトイレに行くことも大切ですが、長時間座り続けることで、血の巡りが悪くなるので、機内を散歩したりして血行をよくする必要があります。通路側だと散歩もしやすいのでおすすめですよ。

モニターでは、尾翼先端に付けられたカメラから見える景色を見られます。通路側で窓からの景色が見られないときにも景色が見えるのでおすすめの機能です。

搭乗したドバイへの便は、日中の飛行時間が多いため、景色がきれいに見えました。スイスの山々に別れを告げてドバイへと向かいます。

チューリッヒを離陸して2時間ほどで昼食が提供されました。ハンバーグがメインのボリューム満点機内食でした。復路の機内食はこの1回だけでした。

チューリッヒを離陸してから7時間ほどでドバイに到着しました。旅の疲れと快適な機内環境が相まって、ほぼ爆睡してました。

ドバイ国際空港での乗継

復路は入国手続きせず、乗継でそのまま次のゲートへ向かいました。到着してからは「TRANSIT」の案内板に沿って進むだけなので、迷うことはありませんでした。乗継の際は手荷物検査を再度受ける必要がありましたが、設備が整っており、それほど時間はかかりませんでした。乗継時間は2時間半あったため、ターミナル内でご飯を食べる余裕がありました。

ドバイ~大阪(関西)

いよいよ最後のフライトである関西空港へ向かう機内へ入りました。使用機材はB777-300ERです。

離陸してから1時間半ほどで機内食が提供されました。ここで久しぶりにコメを食べられました。味も日本の味付けに近かったです。

離陸して3時間ほどで夜が明けました。すぐに夜が明けるので少し体内時計が狂いそうでした。

窓の外には山々が広がっていました。場所はどこか忘れてしまったのですが、インドか中国の上空だったと思います。

ドバイ離陸から約8時間後、この度最後の機内食が提供されました。朝食として提供されるので、朝食らしいメニューが提供されました。

ドバイ離陸から約10時間後に関西空港に到着しました。チューリッヒから乗継時間も含めて約19時間半ほどで関西空港に到着しました。エミレーツ航空でチューリッヒに行く場合は、19時間半ほどかかると覚えておきましょう。

エミレーツ航空は世界的評価が高いエアラインのため、初めての海外旅行でも安心して利用できます。飛行時間は長くなりますが、ヨーロッパまで10万円以下で行けるため、コスパはいいと思います。

ちなみに私が利用した際は航空券代は・・・驚愕の89,000円でした

内容:関西~ドバイ~チューリッヒ 航空券+燃油サーチャージ等

   チューリッヒ~ドバイ~関西 航空券+燃油サーチャージ等

ドバイ国際空港での乗継も難なくこなせるため、心配ありませんよ。ヨーロッパに行きたいけど、航空券が高くて迷っている方は、エミレーツ航空の利用を検討してみましょう。

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