ひとり旅はつまらない?ひとり旅のメリット・デメリットを紹介

ひとり旅 旅行コラム

旅行は大勢で行くものという印象があり、ひとり旅はつまらないだろうと思っている方はいませんか?実はひとり旅は魅力があふれた旅の形です。近年注目されている旅の形でもあるため、本記事を参考にひとり旅に挑戦してみましょう。

ひとり旅のメリット

一見つまらないと思われがちなひとり旅ですが、多くのメリットがあります。本章ではひとり旅のメリットについて以下の内容に沿って紹介します。

  • 思い立ったらすぐに行ける
  • 自分のペースで行動できる
  • 趣味に没頭できる
  • 旅先でテレワークができる
  • お金の管理がしやすくなる
  • 自分に自信がつく

それでは順にみていきましょう。

思い立ったらすぐに行ける

ひとり旅は、思い立ったらすぐに行動できる利点があります。誰かと一緒に旅行するのも楽しいですが、スケジュールの調整や計画のすり合わせが大変になる場合もあります。

特に人数が多いと休みを合わせるのが難しく、結果的に出発が先延ばしになることもあります。しかし、ひとり旅なら自分の好きなタイミングで旅に出られ、気軽に旅行を楽しむことができます

自分のペースで行動できる

一人旅は、何と言っても自由に行動できる点が魅力となります。自分の都合による急な予定変更も、気を使うことなく実行できます

例えば、旅行先で疲れを感じた時や気分がすぐれない場合でも、宿に戻って休むことや旅行を早めに終えることも可能です。同行者がいる場合は無理をしやすいですが、一人旅なら自分のペースに合わせた行動ができます。

また、行きたい場所や食べたいものが同行者と合わない場合、妥協しなければならないケースもあります。しかし、一人旅であれば、自分の思う通りの旅を存分に楽しむことができ、誰にも迷惑をかけずに自分の好きなことに専念できます

趣味に没頭できる

一人旅は、誰にも邪魔されずに趣味に時間を費やせる魅力があります。一人旅の時間を有意義に過ごすために、以下のアイデアを参考にしてみてください。

  • 陶芸や工芸の体験
  • 読書
  • ヨガやストレッチ
  • カフェ巡り
  • パワースポット巡り
  • 美術館や博物館巡り
  • 神社仏閣巡り
  • 推し活

自分の趣味や興味に合わせて、充実した時間を楽しむことができます。一人旅ならではの自由な時間を活用して、リフレッシュしてみてください。

旅先でテレワークができる

旅行中に「あの仕事を片付けておきたいな」と考えることもあるでしょう。しかし、同行者がいる場合は、遠慮して仕事に取り組めない可能性があります。

一人旅であれば、自分の都合で仕事に取り組めるのが魅力です。例えば、海を眺めながら、またはプールサイドでリラックスしながら、仕事を進めるのもおすすめです。

新しい環境で仕事をすることで、アイデアやインスピレーションが湧き上がるかもしれません。仕事に集中できる宿を選び、旅行と仕事を両立しましょう。

お金の管理がしやすくなる

一人旅の魅力のひとつは、お金の管理がしやすいことです。同行者がいる場合、相手の予算や好みに合わせてお金を使うことがありますが、自分だけの予算を考えて計画できます。

食事代を節約したい場合には、気兼ねなくリーズナブルな食事を選ぶことができます。反対に、ぜいたくな食事や体験も自分の好みで選ぶことができます。

エステやマッサージなど、自分へのご褒美を与えるのも良いでしょう。同行者のお金の状況を気にせず、自分の予算内でストレスフリーに旅行を楽しめるのは、一人旅の大きな利点です。

自分に自信がつく

一人旅には、自由に過ごせるという利点がありますが、全ての計画を自分で立てる必要があります。自分で決断を下すため、責任感が強まるでしょう。例えば、一人旅では以下のような決断が必要となります。

  • 宿の予約をする
  • 未知の土地を移動する
  • 他の人に道を尋ねる

これらの小さな挑戦を通じて、自己肯定感が高まり、自分への信頼感が深まるでしょう。自己評価が向上することで、仕事や日常生活における決断も、自信を持って行えるようになります。

一人旅は自己成長の機会でもあり、自己への自信を持つきっかけを提供します。自身を変えたいと思っている方にとって、一人旅は素晴らしい経験となるでしょうから、一人旅はお勧めです。

新たな出会いがある

一人旅は、意外にも出会いの場が豊富です。他の旅行者や地元の方々との交流は、興味深い会話や友情が芽生える可能性があります。

例えば地元の食堂やカフェ、居酒屋などで食事をする際に、他のお客様との会話を楽しむことも魅力的です。列車や宿での出会いもまた、貴重な経験となります。

特に同じ一人旅をしている方との出会いは、共通の興味を持っていることが多いので自然と会話が生まれやすいです。無理に話しかける必要はありませんが、新たな友人や知人ができることで旅行の魅力がさらに広がります。

ひとり旅のデメリット

メリットが多いひとり旅ですが、当然デメリットも存在します。本章ではひとり旅のデメリットについて以下の内容に沿って紹介します。

  • 感動を共有できない
  • 入りにくい場所がある

それでは順にみていきましょう。

感動を共有できない

美味しいものを食べたり、美しい景色を見たりと旅行中には、さまざまな感動を味わえますが、一人旅の場合は、その場で、すぐに感動を共有はできません。そのため「感動を共有できない」は、一人旅のデメリットと言えます。

入りにくい場所がある

複数人での利用が多い飲食店やテーマパークなどは、一人では利用しにくいため、「利用しにくい場所がある」という点も、一人旅のデメリットです。しかし、思いのほか周囲の方々は自分のことを見ていないものですから、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください。

ひとり旅の計画の立て方

最後に紹介するのは、ひとり旅の計画の立て方です。あくまで参考程度にご覧ください。以下の内容で紹介します。

  • 旅のテーマを決める
  • 目的地を決める
  • 移動手段・宿をリサーチする
  • 予算を検証する
  • 具体的なスケジュールを決める

現地で困ることがないようにひとり旅の際は、綿密に計画を立てましょう。

旅のテーマを決める

ひとり旅の醍醐味は、自分がやりたいことを自由にできる点です。行きたい場所がはっきりしている場合は問題ありませんが、悩ましいのは、目的(やりたいこと)が分からない場合です。その際は、思いつくことをリストアップして整理しましょう。

最初に予算を決めてから旅行計画を立てるというのも1つの方法ですが、初めの段階から予算に縛られすぎないことがおすすめです。まずは、何事も抑制しすぎず自由な発想でテーマを立てると良いでしょう。

目的地を決める

やりたいことがパワースポット巡り、大自然の中でのアクティビティ体験、温泉でリラクゼーションを楽しみたい、などという場合、目的地の選択肢は幅広くあります。それをどこで実現したいか考え、旅行のテーマに合った理想の目的地を決めましょう

移動手段・宿をリサーチする

目的地が決まった後は、移動手段と宿をリサーチしましょう。移動するための交通機関と宿泊する場所を押さえれば、旅先で一人途方に暮れることはないでしょう

移動手段は飛行機、電車、バスのどれが最適なのか、発着時間、所要時間、金額を加味して調査しましょう。宿に関しては、旅館、ホテル、ドミトリー、民泊など、金額もスタイルもさまざまです。食事付きにするか、素泊まりプランにして外食するかなど、自分好みの宿をリサーチして絞り込んでいきましょう。

一人旅なので、出発日、出発時間、移動手段、どの形態の宿にするかは自由です。自分の好みやお金の価値観、旅の目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

予算を検証する

旅行の手段や宿をリサーチして初めて、どれくらいの費用がかかるかが見えてきます。旅行に慣れていないと、想像よりも費用がかかりませんでした、という場合もあるため、予算は最後に決めると良いでしょう。

いずれにしても、旅行をするには交通費、宿泊費、食費が必要です。その他にも、お土産や準備のための雑費なども場合によっては必要となります。一人旅ですから、何にどれくらいのお金を割くかは自由です。グループ旅行とは異なり、自分の金銭感覚だけで決められるのが一人旅の魅力です。

仕事の都合などで旅行日程が限定されている方を除き、予算の検証次第で、旅行日程を見直してみるのも良いでしょう。有給を利用して安い平日プランに変更することも可能です。

具体的なスケジュールを決める

目的地、移動手段、宿泊先が決まったら、食事する飲食店や周辺観光スポットなどをリサーチして、具体的なスケジュールを立てましょう。ひとり旅なので、細かく決めなくても構いません。大切なことは、最初に決めた目的からブレないということです。それ以外は気分次第で当日決めても良いのです。

ただし、公共交通機関やお店が少ない土地へ行く場合は、現地での過ごし方、過ごせる場所を確認しておくのがベストです。大自然だらけの場所は場合によっては危険です。ひとり旅ということを念頭において、不安な要素は事前に排除しておくと良いでしょう。

まとめ

ひとり旅は一見つまらなさそうに見えますが、魅力にあふれた旅の形といえます。時間やお金を自由に使って、見識を深めることは将来的に役に立ちます。また、頼る人がいない環境をつくることによって自分自身で困難を解決する力が付くでしょう。しっかりと計画を立ててひとり旅を満喫しましょう。

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